血統について｜パラワン・テイオウ等ヒラタクワガタ全般を専門に取り扱っています！／泰治（TAIJI）

血統について

有名なブリーダー様が沢山おられ、いろいろな飼育テクニックをお持ちだと思います。私は、過去５年くらいショップに足を運んだ事がありませんが、我流で長年飼育してた結果、他とは違う自慢の血統ができました。
是非手にとってその違い・ホンモノを実感してください。

パラワンオオヒラタ
テイオウオオヒラタ

パラワンオオヒラタ

皇帝血統

特徴が出やすいということで、多くの方がインブリードをされていると思いますが、私は出来るだけそれを避けてきました。もちろん、自然界では当たり前の事なのでしょうが、個人的に何か嫌な思いがしたからです。

そのため、私の提供する個体（血統）は兄妹同士や親と子供は交配させていません。有名ショップの血統のメス、知人からの血統のメスなどを入手して、私で羽化させたオスを掛け合わせています。ですから、これらの血統からインブリードを試みれば、違う可能性を模索できるかもしれません。

また、ブリードの種親は大きくて太い個体が理想ですが、なかなかそうはいきませんので、出来るだけ、体長に対して前胸部が太い比率の生体を交配させています。

普通、パラワンメスであれば
　体長48mmで　前胸部18.5mm～19mm
　体長49mmで　前胸部19.5mmぐらい
　体長49.5mmで　前胸部19mm後半
　体長50mmで　前胸部19mm後半から20mm手前
　体長51mmで　前胸部20mm前半
といったサイズではないでしょうか。

出来るならこのサイズより1つ上のサイズの前胸部のメスを選びたいところです。パラワンメスの48.5mmでも菌糸瓶の2本飼育で105mmは十分出すことは可能です。

私は、菌糸オンリーなのでブロックを購入して手詰めをしています。現在2本飼育と3本飼育をしています。飼育当初は、3本飼育をしてましたが、2本でも太くてカッコイイ生体が羽化する事が判り、2本飼育で108mmを超えられるのか試しています。（ギネスが111mmになってしまいましたが（苦笑））

今回、正確には2本飼育とは行かないですが、プリンカップ120ccと蜂蜜1000瓶と1900瓶で107mm前胸部35.61mmが羽化しました。細めだったら108mmは、可能な感じです。

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K血統

顎の先端の曲がりがL血統に比べきつい生体が多い傾向でオス・メス共に大型が多い。現在羽化生体で107mm前胸部35．61mm羽化している。

P血統

現在羽化生体は少ないが大型を狙っている血統。

M血統

顎からお尻まで大変均一に太めで顎の先端の曲がりがＬ血統よりきつい体形である。まだ、数頭しか羽化していない

L血統

有名血統の血が入っていない血統だが大型で太い生体が出ている。顎の先端の曲がりが緩やかな生体が多いように感じる。現在羽化で１０６．５ｍｍが最大、今後の羽化が楽しみである。ＴＡＩＪＩオリジナル血統、思いいれがある。

O血統

大型極太を狙っている血統。親は、顎・前胸部が太く平たい体形をしている。

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テイオウヒラタ

帝王血統

パラワンをメインでブリードしておりましたので、テイオウオオヒラタのブリードについてはまだまだ初心者レベルです。

A血統の主親♂の体長：97mmのオス♂は小さいですが太く短い体格で、101.68mmは体長のわりに太さはイマイチですがテイオウらしい体格ですから、この血統を掛け合わせて大型で極太がでればとブードしております。メス♀が101.68mmの血を受け継いでいるのでうまくいけばと試験中です。現在大型が常に出ているメインのパラワンオオヒラタでさえも98mmから初め現在に至っておりますので、この血統についても、是非大型の極太を狙って行きたいです。

B・C・D血統は、別血統のメス♀だけを入手しての仔を使用しています。これは、やはり別の血を入れて濃くならないようにと考えました。今後のインブリードがあった場合の配慮です。

現在、オス♂は100mmで前胸部36.15mm、メスでは、50mm前胸部20.81mmが出ており、今後もっと大型が出る事を期待しています。